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お知らせ

2020.11.02

蘇民将来子孫家之門

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伊勢生まれの私(THYゲストハウスオーナー)が伊勢のしめ縄の謎についてお話します。

つい先日、当ゲストハウスにご宿泊頂いた方に「しめ縄をまだ飾ってある家があったのですが、取り外すのを忘れているのですか?」と質問を受けました。

これは、伊勢あるあるで今までにもよく聞かれるんです。

伊勢のしめ縄には「蘇民将来子孫家之門」と書かれていて、一年中ずっと飾ってあります。

私は伊勢生まれなのでそれが当たり前で育ちました。

ですので、逆に伊勢以外に行くと「何故?」という感じです。

「蘇民将来子孫家之門」の意味を説明しますね。

これは、神話に出てくるお話で私が聞いた話なので他とは若干内容が変わっているかもしれませんので、予めご了承のほどを…。

その昔スサノオノミコトが妻となる女性を探して旅を続けている時にこの伊勢の地に来られたそうです。

着いた時には、日が暮れて辺りは暗く、宿を探して歩いていたそうです。

そこで、まず初めに頼んだのが巨旦将来というお金持ちでしたが、断られてしまいました。

次に頼んだのが貧しい蘇民将来でした。

蘇民将来は貧しかったが心優しいのでスサノオノミコトを家に泊めました。

スサノオノミコトは喜んで、そのお礼に「悪い病気が流行るから気を付けて下さい!疫病が流行したら蘇民将来子孫家之門と書いて門口にはりなさい!」と伝えて帰っていった。

それから間もなく疫病が流行り、巨旦将来ら村人は死んでしまった。

以後この伊勢では、正月に門口に蘇民将来子孫家之門のしめ縄を飾り、厄除けとするようになったそうです。

どうでしょうか?おわかりになられましたか?

伊勢では全く普通なので急に聞かれるとビックリしてしまいますが、ほかの土地の方からすると確かに不思議であり謎ですよね。

だいたいのお宅やお店には飾ってありますので、そうゆう目線で見てみると伊勢観光の一つの楽しみになるかもしれませんね。

もちろん伊勢観光・伊勢の旅の際は、THY GUEST HOUSE を宜しくお願いします。

うちは巨旦将来のように断らずに、蘇民将来のように皆様がいつでも安心してお泊り頂けるようにお待ちしておりますのでご安心下さいませ。笑

◇THY GUSET HOUSE◇

0596-65-6551

info@thyguesthouse.jp

〒516-0037 三重県伊勢市岩渕1-9-36

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