観光
2020.05.16
伊勢
海と山に囲まれた伊勢市。毎年600万人ほどの観光客が伊勢神宮など伊勢の観光地や伊勢グルメを求めて訪れています。
伊勢市観光実態調査によると、立ち寄った観光地点数の平均は3地点ほどで複数の観光スポットを訪れていることがわかります。ちなみに、利用した交通機関は自家用車での来訪が約6割、電車が4割となっています。
沢山の観光スポットを訪れることは、伊勢の地がより思い出深くなることでしょう。しかし、観光スポット巡りを上手にするには、移動時間をスムーズにすることが大事です。
そこでこのページでは、市内観光スポットまでの移動時間や交通手段に役立つ駐車場情報なども合わせて紹介していきたいと思います。
伊勢市の居住地区の中心に位置する伊勢市駅。市内唯一であるJRと近鉄の両方が乗り入れる駅でもあります。
バスの始発駅でもありますし、タクシー&レンタカーも充実です。駐車場の数も十分ありますので、お車でお店を巡るのも安心です。宿泊施設も豊富で再開発が進められているため飲食店もあります。
伊勢市駅を中心に半径5kmほどで市内の観光スポットのほとんどを訪れることができます。もし道に迷ったら、バスの行先がわからないとなったときには一度伊勢市駅に戻ることでリセットすることもできます。駅内に観光案内所もありますよ。
まずは伊勢市駅から一番近い観光スポットの伊勢神宮(外宮)をご紹介!伊勢市駅南口(JR側)から外宮参道を通り抜け真っすぐ600m先に伊勢神宮(外宮)があります。
「外宮先祭(げくうせんさい)」と言う神宮のお祭りは外宮から行われることもあり、お伊勢参りは外宮→内宮の順にお参りするというならわしがあります。
外宮の敷地面積は内宮に比べ狭いので、本宮のみの参拝であれば30分も掛からないでしょう。外宮参道でお買い物やランチをしてその後移動でもいいですし、電車で来られた方であれば、帰りの電車に合わせて買い物や月夜見宮へ参拝してもいいですね。
外宮専用駐車場は2時間無料の4つの駐車場があり、参拝であれば時間も十分事足りることでしょう。有料駐車場は伊勢市駅周辺に多く、24時間1,000円以下で駐車できるコインパーキングもあるので、混雑時や伊勢市駅周辺を散策する場合には利用してみることもアリでしょう。
鳥羽市との市境にある二見地区は、海岸沿いの観光スポットになります。最寄り駅はJR二見浦駅で、伊勢市駅からJRで10分、車では15分ほどで伺うことができます。
年間200万人ほど訪れる二見興玉神社は古来内宮参拝前に海水で禊(沐浴)をしたことから、外宮同様に内宮参拝前に立ち寄るならわしがあります。周辺は水族館やテーマパークなどもあることから、家族連れで伺う観光スポットでもあります。
内宮前に二見興玉神社へ参拝したいのならば、歩く時間等を考慮して1時間ほどは見ておきたいところ。できれば外宮参拝とは別日程で寄ることがおすすめです。二見シーパラダイスや伊勢忍者キングダムも目的としては半日ほど滞在することになるので、内宮参拝後の別日程で立ち寄りたいスポットだと思います。
二見周辺の駐車場のほとんどは無料開放されています。しかし、二見興玉神社周辺は道も細く駐車場自体も狭いので平日や朝一以外は駐車できないと考えておきましょう。総合駐車場であれば駐車できる可能性も高く、二見の街を散策することもできます。
有料駐車場はトンネルを挟んでお土産さんと伊勢シーパラダイスにあります。伊勢シーパラダイスでは閑散期や平日で1日200円、繁忙期や土日で2時間800円以降60分毎に200円となっています。
伊勢観光スポットのメインである伊勢神宮(内宮)までは車で10分ほどになります。最寄り駅は近鉄五十鈴川駅になりますが、駅からは徒歩30分ほどですのであまりおすすめしません。
内宮までの道は大鳥居を潜る御幸道路と伊勢西IC下を通り抜ける御木本道路となります。時間や距離的には御木本通路からが近いですが、週末等の混雑時には伊勢西IC付近で渋滞となるため、御幸道路周りのほうが内宮駐車場近くまで混雑せずに抜けることができるでしょう。
内宮入口の宇治橋~本宮までは約1km、別宮を寄らなかったとしても早くて30分以上の参拝時間となるでしょう。また、こちらも約1kmのおはらい町やおかげ横丁を見て回る、食事をするってことになると、プラス1時間は掛かることになり、混雑具合等を考えると最低でも2時間は見ておくことがよいでしょう。
混雑時間帯では交通渋滞するので、駐車時、帰宅時は注意が必要です。
内宮周辺の駐車場は全て有料駐車場になります。市営の内宮駐車場は1時間無料ですが、1時間で内宮周辺を参拝観光することは難しいです。2時間まで500円で以降30分毎に100円が加算されます。
その他、個人駐車場も多く、混雑具合により終日500円~1,000円で開放しています。猿田彦神社の駐車場は進行方向が逆ということもあり空いていることが多いのですが、30分無料以降30分300円と割高ですので、込み具合で利用するのもひとつでしょう。
伊勢市で運行しているバスやタクシー、レンタカーをどこで借りることができるなどをまとめてみました。
伊勢市内を運行するバスは、三重交通が運行するものと、市役所が運行する「おかげバス」があります、市役所が運行するものは地域コミュニティバスで運賃が1回200円と安いですが、内宮周辺などを巡ることはないのであまりおすすめできませんが伊勢市駅から二見へのルートはありますので利用することも可能です。
三重交通は三重県で路線バスを運行する会社であり、観光地への周遊バスなども運行しています。伊勢市駅から内宮までの運賃は大人440円で10分に1本ほど運行しています。また30分に1本運行し観光地を巡る周遊バス「CANバス」では、宇治山田駅始発で外宮~内宮~二見~鳥羽水族館まで運行しています。乗り降り自由のフリー切符(伊勢鳥羽みちくさきっぷ)が大人1,200円(子供600円)で販売しています。
伊勢市駅~伊勢神宮(内宮)まではおよそ4km、タクシーで片道2,000円前後ってところでしょうか。
他にも地元タクシー等もありますので、昼間の観光地へのタクシー台数は問題ないでしょう。また、各タクシー会社で時間貸し切りの観光タクシーもあるので利用してみてもよいかもしれません。
夜のタクシーは営業終了が早く、特に平日は22時以降はタクシーがほとんど走っていません。21時になったら配車予約をしておくことがおすすめですよ。
宇治山田駅と伊勢市駅周辺にレンタカー会社が集まっています。もし借りるのであれば、各レンタカーサイトへ直接申し込むよりも、「じゃらん」や「たびらい」などの比較サイトで予約したほうがお得になることが多いのでおすすめです。
伊勢へ観光される方の約6割は4回以上も来訪するヘビーリピーターなんです。伊勢に一度来訪すると伊勢の魅力にはまってしまう、何回来ても楽しいところなんです。
宿泊施設も旅館やホテルだけでなく、ゲストハウスや民泊などもあります。是非一度私たちが営むゲストハウス、「THY GUEST HOUSE」にて宿泊していただけたらと思います。