お知らせ
2020.09.24
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伊勢生まれの私(THYゲストハウスオーナー)から式年遷宮についてのお話です。
記録によれば神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定め、持統天皇の治世の690年に第1回が行われ、そこから1300年にわたり繰り返されてきた永遠に変わらない神宮最大のお祭りです。
式年遷宮は20年に一度行われ、内宮と外宮の二つの正殿を始めとする殿舎等を新たに造り替え、天照大御神に新しい新宮へお遷りいただくお祭りで、9年の歳月をかけ33のお祭りと行事を重ねて行います。
この時に、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御餞殿など計65棟の殿舎の他、714種1576点の御装束神宝、宇治橋なども造り替えられるそうです。
式年遷宮は、遠い先祖と私たちをつなぐ心の絆として、途絶えることがないよう受け継いでいかなくてはなりません。日本国民はもちろんのこと、私たち伊勢市民にとっても本当に大事な行事なのです。
前回の遷宮祭も、平成17年の山口祭から始まり、御木曳行事や御白石餅行事等が盛大に行われ、平成25年10月に無事遷御の議を終了しました。
次回の第63回式年遷宮は、令和7年から令和15年に行われる予定です。
THY GUEST HOUSEのスタッフとして参加できるのを楽しみにしています。